行徳まちづくり協議会は、塩田で栄えた行徳の歴史や文化の良さを知ってもらいたい、との思いで、イベントや講座、行徳の歴史や文化を紹介する冊子の作成、「行徳ふれあい伝承館」の案内業務などいろいろな活動をしています。 その中のひとつ、今回「景観」を考える活動をご案内します。 

「景観」を考える・・・やってみよう!板塀プロジェクト
ブロック塀が板塀になったら、まちの景観が変わって見える?

●日時
2025年6月29日(日)9:30~11:30
※最初に趣旨・作業内容の説明を本堂で行います。

●場所
海近山円頓寺(市川市本行徳16-20)

●参加方法
申し込みフォームより登録ください ※先着20人(小学生の場合は保護者とご一緒にお願いします)

●参加費
無料  
※趣旨に賛同いただけた方には「板塀PRJサポーター」として一口1,000円の支援をお願いします。サポーター証「表面:行徳、裏面:お名前」の木札を作成します。

●やっていただくこと
・塀用板材(巾20cm、長さ1m)及び飾り板(巾3cm、長さ1m)の釘打ち固定
※釘・金槌使用 
※板の裏面にお名前等自由にマジックで記入してください)
・施工の済んだ板塀の塗装(既に一度塗っています) ※水性塗料、ローラー塗り

●注意事項 
・当日は汚れてもいい服装で、また熱中症対策もお願いします。※水分補給
・雨天の場合は順延で7月6日(日)とし、申込まれた方へは前日にご連絡します。
・当方で当日のボランティア活動保険に加入します(申込まれた方対象)

●活動の背景
行徳には、江戸時代に建てられた常夜灯をはじめ、由緒ある神社仏閣、伝統的な町屋建築など、多くの景観資源が残されており、これらを活用し、現代のまちづくりに生かしていくことは、地域ブランドを高めるのみならず、そこに暮らす私たちが地元への愛着や誇りを持ち、地域の担い手として生き生きと活躍していくことにもつながるはずだと考えています。 また、魅力的な街並みが形成され、そこを行き交う人が増えることは、防犯効果の向上を通した 「安心・安全」なまちづくりや、交流人口の増加にもつながっていくのではないでしょうか。今一度、本来の「行徳らしい」景観の良さを認識し、現代的な文脈に生かしていくことは、持 続可能な地域づくりの観点からも求められているはずだ、との思いから協議会内の景観部会で 「行徳名鑑まちづくりビジョン」を2024年5月にまとめ、市長にお渡ししました。


●具体的な施工作業
新潟県村上市の「黒塀」など他市の活動を参考に、板材の種類や塗装、取り付け方などを1年かけて試行錯誤しました。   今回選んだ場所は、本行徳の「円頓寺」さん。ご住職に趣旨を説明し、快くご了解をいただきました。権現道から本塩に抜ける道路沿いに約50mの長い塀があります。 (*ちなみに、この塀の真ん中あたりの場所に昔「化け松」と呼ばれた大きな松の木があったそうで、面白いお話しが「行徳の昔語り」にも紹介されています。)ブロック5段の上にきれいなアルミのフェンスが設置され、安全性が確保された塀です。 このブロック部分の板塀化が今回の目標です。